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Fireタブレットを「Android化(アンドロイド化)」する方法
今回は、「Fireタブレット(ファイヤータブレット)」を「Android化(アンドロイド化)」する方法を解説していきます。
ここでいう、「ファイヤータブレットのアンドロイド化」とは、購入した「Fireタブレット」に、本来はインストールできない「Google Play(グーグルプレイ)」のアプリを入れることで、「Android端末」でしか使えない「Google純正アプリ」が、使えるようになることを意味します。
「Google Play」を「Fireタブレット」に入れることで、「YouTube(ユーチューブ)」や「LINE(ライン)」の公式アプリや、「Googleアドセンス」や「Googleドライブ」などの、「Amazonアプリストア」では使えなかった数々のアプリが、使用可能になります。
Fireタブレット|YouTube(ユーチューブ)を公式アプリで見る方法ただし、ファイヤータブレットをアンドロイド化する方法は、少し「グレー」で「裏技を使用した抜け道」的な手法に該当します。「Android化」した人の中には、ファイヤータブレット端末に若干の「不具合が発生している人」も、少なからずいるようですので、興味がある人は、「自己責任」でインストールを進めてください。
ちなみに、僕も購入した「Fire HD 8」のタブレットを、この方法で実際に「アンドロイド化」しており、普段から「Android端末」として「ファイヤータブレット」を使用しています。
ネットの口コミや評判を見ていると「Fire HD 8」だけではなく、「Fire HD 7」や「Fire HD 10」でも動作が確認できていますので、現在発売中の、新しいモデルの「ファイヤータブレット」をお持ちの人は、「アンドロイド化」を進めていけるかと思います。
ただし、何度も言うようですが「Googleの認証を受けていない機器での、Google純正アプリの使用は禁止される流れ」にありますので、やりたい人は、これから紹介する方法が「グレー」な行為であることを認識した上で、自らの責任のもと、行ってください。
繰り返しになりますが、この方法で「アンドロイド化」することによって、不具合が発生する可能性があります。また、Googleが、完全に禁止にした時点で、使えなくなる方法ですので、やりたい人は、自己責任でお願いします。
まず「microSDカード」は必ず「抜いておこう」
これから、「Fireタブレット(ファイヤータブレット)」に「Google Play(グーグルプレイ)」をインストールしていくわけですが、「Google Play」をインストールする前に、「Fireタブレット」の本体から「microSDカード」を、必ず抜いておくようにしましょう。
「microSDカード」をファイヤータブレット本体から抜かずに、「microSDカード」を挿したまま「Google Play」をインストールしてしまうと、端末の「再起動」後に、「Googleアカウント」にログインできなくなる事例が発生しているようです。
ですので、「Google Play」のインストールを始める前に、最初に「microSDカード」は、忘れずに抜くようにしましょう。
Androidアプリが配布される方法は「2種類」
「Google Play(グーグルプレイ)」の「インストール」を始める前に、知っておいて頂きたいこと、それは「アプリ開発者」が「Androidアプリ」を配布する方法は、「2種類」あるということです。「正規ルート」と「裏ルート」みたいな感じで「2つ」に分かれていると思って頂いて結構です。
Androidアプリの入手方法
- 【正規ルート】「Google Play」ストアで入手する(配布する)
- 【裏ルート】「APKファイル」を、直接、サイトで入手する(配布する)
ほとんど一般の人たちは、「Google Playストア」が、あらかじめインストールされた「Android端末」を購入することで、「正規ルート」で「アプリ」を入手する人ばかりだと思います。
ただし、専門的な知識を持つ人の中には、「Google Playストア」などのメーカーが設置した「アプリストア」から「アプリ」を入手せずに、「開発者が手掛けるサイト」や、「アプリを直接、ダウンロードできるサイト」にアクセスし、「裏ルート」のような感じで「APKファイルの形式」の「アプリ」を手に入れる人がいるのです。
APKファイルとは?
では、一体、「APKファイル」とは何なのでしょうか?「APK(エーピーケー)」は「Android application package(アンドロイドアプリケーションパッケージ)」という言葉の略語です。
「APKファイル」とは、「Androidアプリ」を、「Android端末」にインストールできるように、パッケージ化された「ファイル形式」のことを言います。
(※APKファイルの拡張子は「.apk」という拡張子になります。)
「Androidアプリ」を手に入れる方法は「Google Playストア」からの入手が「正規ルート」になるのですが、開発者が「Google Playストア」で「Androidアプリ」を配布するには、「Google」の審査を通過しなければなりません。
もう一方、「裏ルート」にあたる「Androidアプリ」の入手方法では、「Google Playストア」を経由せずに、「APKファイル」を、そのままの形で、直接、サイトなどで配布しているため、「Google」の審査を通過していないアプリも、手に入れることが出来てしまうのです。
「APKファイル」の形で「Androidアプリ」を手に入れるメリットは、今回のケースのように、「Android端末」に入っていない「Androidアプリ」を手に入れることが可能になる点です。
「Google」と「Amazon」は、双方の利益に繋がることであれば、積極的にサービスの互換性を保っていますが、1つのパイを食い合ってしまうことが予想される分野に関しては、お互い、非協力的な部分があります。
もともと「Fireタブレット」という端末は、「Amazon Prime」や「Prime Student」といった「アマゾン独自の会員制サービス」に囲い込む目的で、設計された経緯がありますので、「Googleが認証する」便利な「アプリ」に、利用者が流れてしまっては、利益を取り逃がしてしまいます。そこでアマゾンは「Amazonアプリストア」という「アマゾン独自のアプリストア」を立ち上げて、「利用できるアプリを制限している」のです。
一方、「APKファイル」の形で、「Androidアプリ」を手に入れるデメリットには、「直接インストール」によって、悪意のあるソフトウェア(マルウェア)が、「APKファイル」に仕込まれていたとしても、気づかずに、使用してしまう恐れがある点が挙げられます。
この場合、メーカーの「アプリストア」を経由せずに、「非公式」でダウンロードしているため、何か問題があったとしても、すべて自己責任となってしまいます。
それほど、「APKファイル」を、直接インストールすることは、危険性も含まれる行為でもあるのです。
次からは、いよいよ、「Google Play」を「Fireタブレット」にインストールする具体的な方法を解説していきますが、このような「APKファイル」を直接インストールする際に、発生する可能性のある危険性も、十分に理解した上で、作業を進めていくようにしてください。
「Google Play」を「APKファイル」で入手する方法
「Fireタブレット」に「プリインストール(あらかじめインストールされている)」されている「Amazonアプリストア」では、「利用できるアプリに制限があり」、「Google Play」ストアのアプリは、インストールできないようになっているので、今回は、「非公式」の方法として紹介した「APKファイル」から直接、「Google Playストア」をインストールする方法を解説していきます。
不明ソースからのアプリをインストールできるようにする
最初のステップとしては、まず「Firerタブレット」の「デフォルトの設定を解除」して、「APKファイル」をインストールできる状態にしていきます。
「Firerタブレット」には、デフォルトで「Amazonアプリストア以外から手に入れたアプリのインストールをはじく」機能制限がかかっています。
この制限を解除して、アプリストア以外で入手できる「APKファイル」をインストール可能にしていきましょう。
「Firerタブレット」の「デフォルト設定」では、「Amazonアプリストア」以外の「アプリ」はインストールできないようになっていますので、先に、この「制限を解除」します。
これで、「制限」が解除できたので、「Amazonアプリストア」以外の「アプリ」を、インストールすることが出来るようになりました。
このスイッチは、「APKファイル」をインストールした後は、オフにしておくのがよいので、最後は、必ず、スイッチをオフにして「元に戻す」ようにしてくださいね。
「Google Play」をインストールする
この記事を「パソコン」や「スマホ」から開いている人は、この先、お手持ちの「Fireタブレット」に「APKファイル」をインストールしてもらいますので、「この記事のURL」を「Gmail」の下書き機能にコピーするかしておき、あなたの「Fireタブレット」の「Silkブラウザ」から、再び「この記事」を開いてください。
2つ目のステップになります。
「Fireタブレット」の「Silkブラウザ」で、再び「この記事」を開いたら下の4種類のファイルを、「Fireタブレット」にダウンロードして、「①⇒②⇒③⇒④」の順番通りに「インストール」していきます。
「Fireタブレット」へダウンロードする「ファイル」
ファイルのダウンロード方法
※「APK Mirror」は、ファイル制作者の正規ファイルと、サイトに掲載しているファイルが一致しているかを、署名チェックして、安全性を担保しているダウンロードサイトになります。
※ちなみに、「Verified safe to install(read more)」と「ダウンロード」ボタンの上に表示されていれば、「ファイルが改変されていない」状態だと言えますので、ご安心を。
ダウンロードしたファイルのインストール方法
「①番のファイル」をダウンロードしたら、次はダウンロードした「①番のファイル」を「Fireタブレット」へインストールしていきます。
まずは「Fireタブレット」の「Silkブラウザ」の右上にある「メニュー」アイコンをタップしてください。
「点が縦に3つ並んだ」メニューアイコンをタップすると、「メニュー」ウィンドウが表示されますので、続けて、メニューウィンドウの中の「ダウンロード」をタップしてください。
ここからのインストールする順番は上記ファイルの「①⇒②⇒③⇒④」の順番を、必ず、守ってください。
バラバラの順番でファイルをインストールしてしまうと、「Google Play」が正しくインストールできませんので、ファイル名を確認し、インストールを始めてください。
僕は、せっかちな性格のため、4つのファイルを続けてダウンロードしたので、下のように、ダウンロード画面に、「4つのファイル」が並んでいますが、次に行うインストールで、インストールする順番を間違えそうな人は、ダウンロードファイルを、一旦すべて削除してから、①番のファイルから、1つずつ「ダウンロード⇒インストール」の手順を行ってください。
では、実際に「①番のファイル」をインストールしていきます。
「ダウンロードウィンドウ」から、ダウンロードした「①番のファイル」をタップして、インストール画面を表示させてください。インストール画面が表示されたら、続けて「インストール」ボタンをタップしてください。
これで①番のファイルのインストールまでが完了しました。続けて、「②番~④番のファイル」も、「順番通りに、ダウンロードからインストールまでを、同じ要領で行ってください。
②~④番のファイルも、インストールする順番を守って、同じ要領で「ダウンロード⇒インストール」までを、行ってください。
インストールされた「Google Play」を開く
「①~④番までのファイル」を「①⇒②⇒③⇒④」の正しい順番でインストールしてから、「ホーム画面」に戻ると、「ホーム」に、「Google Playストア」の「アイコン」が出現しているかと思います。
Googleアカウントでログインする
いよいよ、最後のステップです。
「ホーム」画面から、「Google Playストア」のアイコンをタップして開き、あなたの「Googleアカウント」で「ログイン」を行ってください。
これまでの「Amazonアプリストア」では、「LINE(ライン)」や「YouTube(ユーチューブ)」も、非公式のアプリしか使用できなかったのですが、「Google Playストア」がインストールできたことで、本物の「LINE」や「YouTube」のアプリも使用できるようになりました。
ホーム画面の「設定(歯車)」アイコンをタップして「セキュリティとプライバシー」から「不明ソースからのアプリ」のスイッチを「オフ」にしておいてください。
「Google Play」を削除する(アンインストール)する方法
最後に、「Fireタブレット」にインストールした「Google Play」を削除(アンインストール)したくなった時の、「削除方法」を、念のため載せておきます。
アンインストールでは、念のため、インストールした時とは、逆の順番で「アンインストール(削除)」を行ってください。
アプリケーションをアンインストールする順番
- 「Google Play ストア」
- 「Google Play 開発者サービス」
- 「Googleサービスフレームワーク」
- 「Googleアカウントマネージャー」
必ず、上記の順番を守って「アンインストール(削除)」してください。
それでは、具体的な「アンインストール(削除)」方法を解説していきます。
「アプリ名」をタップして、「アンインストール画面」が開いたら、「アンインストール」ボタンをタップして、アプリを1つずつ削除していきます。
4つのアプリケーションが、順番通りに正しく削除できたら、「電源ボタン」を長押しして、1度、「Fireタブレット」を「再起動」しましょう。
これで、「Google Playストア」の「アンインストール(削除)」は完了です。
「Google Play」のアプリだけをアンインストールするのではなく、「Fireタブレット」を購入時の状態に戻したい人は、「Fireタブレット」をリセット(初期化)することも出来ます。初期化すると、内部データがすべて削除されてしまいますので、注意が必要ですが、「Fireタブレット」端末自体に不具合があり、1度、完全に初期化したい場合などは、試してみてください。
Fireタブレット(ファイヤータブレット)初期化(リセット)する方法「Fireタブレット」を初期化してしまうと「内部ストレージのデータが完全に消えてしまいます」ので、消えてほしくないデータが入っている場合は、安易に初期化しないようにしてください。また初期化する際は、必ずデータのバックアップを取った上で、初期化するようにしてください。
⇒Fireタブレットのアンドロイド化の不具合で、強制初期化したい人のリセット方法
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